負のスパイラル。。。
ここ最近の土木・建設系の技術講演の現状。
非常に残念な状況です。
講義が始まるとすぐに、コックリコックリ・・・
というか、初めから聞く気なし。
なんで?こんな現象が・・・
約10年前から始まったCPDS制度。
http://www.ejcm.or.jp/
制度内容は継続学習の重要性を掲げ、
技術者の向上を学習記録として登録する。
確かに、技術者の技術力を評価する要素としては明確なのだが・・・
そのCPDS制度の受講ユニット数を持って、
技術者の加点がその後、
会社の経営事項審査や総合評価方式入札制度へ大きく影響する。
ただでさえ、建設投資額がピークの6割減となってるなかで、
会社の評価や公共工事の入札に影響するとなれは、死活問題。
加点欲しさに会社は、CPDS認定の講座をこぞって申し込む訳です。
この制度を利用して、民間の企業がイベント集客のように、
CPDSユニットを売りさばくようなことも。
さらにひどいのが、WEB学習でログイン中は、
学習時間をみなし、ユニット加点。
遠隔地への技術者への対応をしましたって、ふれこみですが、
ちょっと加熱しすぎ!
ユニットあたりの単価の相場も一般的になってきている。
迷惑しているのが、
講師として招かれた方と真剣に受講された技術者です。
そろそろ、この制度に代わる評価制度を見直すべきでは?
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